BROOKS B17 インペリアルを買って1年半ほど使い込んで、1000kmほど走りました。
サドル痛問題は解決したのでしょうか?
BROOKS B17 IMPERIAL
70km以上走るとお尻が痛くなるのが悩みだった私は、色々と対策を講じてきました。分厚いサドルカバーをつけたり、パッド付サイクルパンツを履いたり。
しかし、どんなに厚いパッドを使っても、結局お尻が痛くなっていました。
そこで、世界中のロングライダーが愛用するBROOKSなら問題を解決できるかも、と一年半前にB17 インペリアルを購入したというわけです。
買ってすぐに100kmテスト走行しましたが、お尻が超痛くなったのを覚えています。サドルカバー使用時よりも酷い痛みでした。いったん痛くなったお尻には、固い革はもはや凶器、という感じでしたね。
一年半後、どうなった?
やはり、慣らしが必要だと思い、1年半いろんな場所を走って使い込みました。多分1000km以上は走ったと思います。
これが今のBROOKSです。
写真では分かりづらいですが、サドルの表面が尻にフィットするように変形しています。
革も柔らかくなって、座り心地はかなり良くなりました。
実は、腰痛が悪化したせいで最近は100kmを超えるライドはしていないので、100km走っても大丈夫かどうかは検証していないのですが、70kmぐらいなら全然大丈夫です。
恐らく、100km走っても大丈夫だと思います。
巷で言われている通り、BROOKSは使い込めば、お尻が痛くならないというのは本当でした。
重いし、雨に弱いし、欠点もあるのですが、既に手放せなくなりました。
BROOKSに穴をあけています
BROOKSのロゴ部分に穴を開けて、紐を通しています。
紐で絞って、広がらないように止めています。なぜこんな変わった事をしたのでしょうか?
不注意で形崩れ
今年の夏に北海道に行った時に、Caracleに10kg以上の荷物を乗せたまま、サドル部分で電柱に立てかけてしまい、サドルが酷く変形してしまったのです。
せっかくいい感じに慣らしてきたのに潰れてしまい… 相当ショックでした。
調整ネジで引っ張ったり、紐で縛って形を戻そうとしましたが、体重をかけるとすぐに戻ってしまいました。
このように横に広がってしまうようになりました。広がったまま乗っている人もいますが、私は元の形が好きなのです。
仕方なく、ドリルで穴をあけました。左右で6つずつ穴を開けて、紐を通しました。
穴に紐を通して絞って、元の形をキープできるようになりました。
革の張力だけでお尻を支えるハンモック構造ではなくなってしまいますが、まあ、座り心地も変わらないので、よしとします。
BROOKS、一旦形が崩れるともとに戻すのが難しいようです。
BROOKS部分で重い自転車を立てかけるのはやめたほうがいいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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