ミニベロでキャンプ旅したくなり、キャリアを付けようと思いました。私にとって理想のキャリアの条件は、
- 工具なしで簡単に脱着できる
- 20インチホイールにピッタリサイズ
- 軽量
ネットで色々探しましたが、条件に合うキャリアが見つかりませんでした。
一番理想に近かったのが、ミノウラのSSR-4000です。ミニベロ用ではありませんが、工具なしで脱着が可能です。
アマゾンで3640円で買いました。
Caracle-Sのシートポストは太いので、クランプを交換する必要があります。(結果的には交換しなくても大丈夫でしたが)
付属してくる特殊形状のボルト、これが素晴らしいと思いました。
特殊ボルトをダボ穴に装着すれば、ステーに付いてる穴にはめ込んで回すと、固定される仕組みです。
工具なしで簡単に脱着可能です。クランプ部分が可動式になってるので、リアサスペンション付きの自転車でも使用可能です。 これでも使用可能ですが、ミニベロ用ではないので位置が上すぎます。
ミニベロ用に改造します。まず、シートポストにクランプするパーツを上下逆に取り付けます。元のネジでは届かなくなるので、長いネジと交換しました。 で、シートポストではなく、リアサスペンション本体にクランプしました。リアサスペンションは細いので、元から付いていたクランプに戻しました。
スマホアプリの水準器を使ってキャリアの水平を取って、ステーの長さを決めます。テープで印をつけました。
金属用のノコギリでステーを切断しました。もう後には引けません・・
このステー、アルミパイプだと思っていたのですが、中身がつまったアルミ丸棒でした。端を万力でつぶして平らにしようと思っていたのですが、これでは万力では無理です。
間を詰めて、再接続する方法も考えました。アルミのパイプを使えばしっかりと接続する事も可能でしょう。でも継ぎ目のない方法を考えました。
アマゾンで、アンビルを買いました。1846円でした。どうせなら、という事でバイス機能つきのやつを買いました。
ハンマーで叩いて平らにする作戦です。さすがにマンションでは作業できず、近所の公園に行ってやりました。思ったより硬くて、最初は叩いても少し変形するだけで、これは無理かも?と思いました。
15分ぐらい叩くと、急激に平たくなりました。思ったより早くできました。
意外に早く平らにする事ができました。本当はもっと横に広げたかったのですが、どうしても縦方向にアルミが伸びてしまい、理想よりも大分細くなってしまいました。
穴の位置を決めたら、太いドリルで掘る前に釘で下穴をあけて、細いドリルでちょっと穴をあけます。いきなり太いドリルで行くと位置がずれる可能性があります。いったん位置がずれるともう戻せないので、ここは慎重に行きました。
5㎜のドリルで穴をあけました。バイス付きのアンビルがまた役に立ちました。
ドリルで穴をあけた後、100均のダイヤモンドヤスリでバリを取りました。
取り付けてみると、かなり理想に近いキャリアになりました。工具なしで簡単に脱着できますし、見た感じもスッキリしていて好みです。重さも556gと比較的軽量です。
最近発売になった純正のキャリアと比較すると、純正キャリアは工具なしでの脱着はできませんが、つけたまま折り畳む事が可能です。この改造キャリアは工具なしで脱着できますが、つけたまま折り畳む事ができません。キャリアを付けっぱなしにする事が多い人は純正がよいと思いますが、私は必要な時だけキャリアを付けたいので、こっちのほうがいいです。
欠点としては、あまり丈夫でなさそうなリアサスペンションにクランプしている事ですね。でもまあ、すごく重いものを積まなければ大丈夫だと思います。
これでキャンプ旅に行く事もできますし、犬をケースに入れて公園に連れていく事もできます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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