悩みはサドル痛
私の悩みはサドル痛で、いつも70キロを超えるぐらいからお尻が痛くなってきます。100キロを超えてくるともうお尻を浮かしたくなります。ミニベロはアップライトなポジションになるのでロードバイクの時よりも痛みは強いです。
先日200ｋｍ走った時は、ジェル入りサドルカバーに、パッド入りサイクルパンツ、更にパッドを追加して対策しました。それでも100kmを超えるとお尻が痛くなり、後半の100ｋｍは結構辛かったです。
BROOKS購入！
サドル痛を何とかしないと、私の夢である世界自転車旅行も楽しめそうもありません・・そこでBROOKの革サドルを試してみる事にしました。世界中のロングライダーが愛用するBROOKSなら、サドル痛を防いでくれるかもしれません。
BROOKSにも色々種類があるのですが、スタンダードな形に穴あきタイプ、Imperial B17という型にしました。国内の通販では黒が見つからなかったので、Wiggleという海外通販で買いました。15,790円で、到着に10日ぐらいかかりました。
付属品としてオイルと、調整用工具、交換用の紐がついてきました。
今後、手入れが必要となるのでオイルも買いました。同じくWiggleで1600円でした。マニュアル通り、表と裏に塗りました。
カタログでは520gとありますが、実測では516gでした。かなり重いです。Caracle-Sの純正サドルが159gと軽量でしたから361ｇも重くなってしまいます。苦労して軽量化したのですが、これは大きなデメリットです。
BROOKS装着！
早速Caracle-Sに装着しました。サドルが大きいので、軽快な感じはなくなりますね。指で叩くとコンコンという硬い音がします。指で押してみると、少したわみますが、そんなに柔らかい感じではありません。これで本当にサドル痛が防げるのか？という感じです。
BROOKSテストライド
早速BROOKSで江戸川サイクリングロードを50キロほど走ってみました。快適でしたが、50キロぐらいであれば、どんなサドルでもまあまあ大丈夫です。そこでBROOKSで100キロ走ってみる事にしました。
コースはいつも走っている手賀沼CRから小貝川CRに入って、50Km地点から折り返してくるコースでした。まだBROOKSは50キロぐらいしか「慣らし」をしていませんが、人によっては最初から快適だった、というレビューもあり、今日でサドル痛問題は解決！という期待もありました。パッド入りサイクルパンツもなしで、完全パッドなし状態で100キロライドに挑みました。
BROOKS、序盤はすごく快適でした。むしろ座るのが気持ちいいぐらいです。酷暑日ですが、自転車で走っていると風があたるので、割と涼しく感じます。
40キロを過ぎると、だんだんお尻に違和感を感じるようになってきました。でもまだ「痛い」というほどではありません。
50ｋｍ地点に到達。残念ながらお尻は痛くなりました。これまでの最大の痛みを100％とすると、50％ぐらいです。ジェル入りサドルカバー＋パッド入りサイクルパンツと比較すると、だいたい同じか、若干マシな感じです。
サイコンの温度計は40度を示していました。気温ではなく、サイコンの表面温度かと思いますが、かなりの猛暑でした。気を付けないと熱中症になりそうです。
小貝川沿いはあまりコンビニがないので、スマホのマップで探して、まめに休憩をとるようにしました。
効果的だったのは冷凍スポーツドリンクです。時々首筋や顔にボトルを押し付けて冷やせるし、溶けたスポーツドリンクはキンキンに冷えているので美味しいです。
50キロを過ぎると、痛みは増していき、それでも80キロぐらいまでは耐えられるレベルでした。手賀沼サイクリングロードに戻ってきて90キロ地点を超えたあたりで、お尻の痛みは急激にマックスレベルに上がりました。これまでにないぐらいの痛みです。いったん痛くなったお尻には、パッドなしの硬い革はもはや凶器、という感じです。
痛みと暑さに耐えつつ、なんとか100キロ地点に到達しました。結局、お尻はかなり痛くなり、残念ながらサドル痛問題は解決しませんでした。
序盤はまあまあ良かったのですが、後半は急激に痛みが強くなって、結局ジェル入りサドルカバーよりも痛い、という感じです。
BROOKSを150キロ使ってみて、若干形が変わってきた感じはありますが、まだまだ「慣らし」が足りないとは思います。ただ、乗り込む事でサドル痛がなくなるとは、今は全然信じられません。
更に乗り込んでいこうと思いますので、進捗があれば報告したいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました！
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