4インチミニベロ ルノー・ウルトラライト7TRY143をフロントダブル化したら、重さが8.4Kgと重くなってしまいました。
9.2Kgに軽量化したCaracle-Sとの差がたった800gとなり、TRY143の存在意義が薄くなってしまったので、TRY143の軽量化を進めました。
ハンドル
ハンドルバーをカーボンバーに交換しました。
アリエクで2,588円でした。ハンドルポストを長いのに交換したのですが、まだ前傾すぎるので、ライザーバーにしました。
重さは111gで、純正より69g軽いです。少し長かったので、カットしました。
折り畳みも問題ないです。
クランク
フロントダブル化した時に、ギア付きのダブルクランクをアリエクで買ったのですが、これが801g(ギア付き)と結構重い。
アリエクを探していたら、肉抜きされたもっと軽いクランクが見つかったので交換する事にしました。48Tのギア付きで7,234円でした。
48Tと40Tのギアをつけた状態で648gで、153gの軽量化になります。
取り外したクランクはメルカリで売りました。
ボトムブラケット
BBは118㎜のを使っていましたが、軽量化だけでなく、チェーンライン改善のため、113mmのBBと交換しました。
チタン合金製で149g、前につけてたやつより77g軽いです。アマゾンで4,682円でした。
このタイプのBB、ネット上に悪いレビューもあって心配でしたが、回転も悪くないし、軽量だし、問題なく使えています。
フロントディレイラーとのクリアランス、113mmでもまだ少し余裕があって、108mmでも大丈夫かなーと思いましたが、
チェーン落ちもないし、特に問題ないので、これで使っていこうと思います。
ブレーキ
KCNCのV6というブレーキに交換しました。
重さはセットで309g、純正のブレーキは510gなので、201g軽量化できます。
アマゾンで23,500円で、今回買ったパーツでは一番高いです。
黒がよかったのですが、その時品切れで、ゴールドにしました。純正の状態でもあちこちゴールドのパーツがあったので、まあいいかと思います。
結構ハデになってしまいましたが・・
レバーが細いので、剛性では純正に負けますが、ブレーキの効きは問題ないと感じました。
フロントフォーク
勢いにのって、フロントフォークもカーボンにしました。重さは250gで、純正より205g軽いです。
アリエクで7,890円でした。意外に安いですよね。
形は純正とほぼ同じです。フロントフォークは、ベアリングのついたヘッドパーツを介してフレームに取り付けられている事を初めて知りました。
ネットで勉強しつつ、取り付ける事ができました。
アルミ製の取付ボルトが付属していたので、それでフレームに固定しましたが、この部分、テコの原理ですごく負荷がかかる部分なので、アルミ製ボルトでは少し心配ですね。
構造を観察しましたが、ボルトだけに負荷がかかる訳でもないし、いきなりポッキリ折れる事はないだろう、、と思いました。
もちろん、カスタムは自己責任ですし、他人を傷つける可能性もあるので、整備&点検はまめにやろうと思います。
シートポスト
シートポストもカーボンにしました。重さは217gで、純正より108g軽量です。アリエクで3721円でした。
長さは580mmで、純正より8cmほど長いです。切って同じ長さにしようと思っていたのですが、この長さのほうが折りたたんだ時の形状が好きなので、このままにします。
このカーボンシートポスト、表面がつるつるで、乗っているうちにだんだん下がってしまいます。
最初は、カーボンパーツ用の滑り止めを塗っていたのですが、折り畳む度にシートポストを上げ下げするので、滑り止めはだんだん取れていくし、シートポスト全体に広がってベトベトになってしまいます。
滑り止めをコーティングできないかといろいろ探して、床用の滑り止めコーティングスプレーを試してみました。
結果、表面がザラザラになって、シートポストは落ちなくなりました。
コーティングがクランプで圧縮されて、ザラザラ感がなくなりましたが、まだ十分な摩擦力が得られているようです。
耐久性は今後テストしていきます。
まとめ
全部で813gの軽量化となり、全体で7.59Kgになりました。(ペダル抜き)
使った金額は49,621円です。TRY143が85,000円と安いので、まあいいかと思いました。
100gあたり6103円使った事になり、100g=1万円という定説よりは安く上がったかな?
7キロ台だと、片手で持ち歩きが可能となって、輪行や車への積み込みが簡単にできて、使用機会は増えました。
また、フロントダブル化で約450g増量、サドル下のサスペンションが320gですから、これらを外せば約6.8Kgにできます。
ルノー、ポテンシャル高いですね!
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