ずっと気になっている折り畳み自転車、Bromptonを試乗してきました。Y’s Road船橋店さんに感謝です。すごく丁寧に説明して頂きました。 手持ちのCaracle-Sと比較してみました。
外観比較
こうしてみると、関節の位置等に共通点がありますね。ホイールサイズはBromptonが16インチ、Caracle-Sが20インチ。
後輪のハブの位置を合わせて、前輪のハブの位置を比較しました。ホイールベースはCaracle-Sのほうが長いです。
折り畳み性能
ブロンプトンを初めて折り畳んでみました。折り畳む途中で自然にロックされますし、折り畳んでいる途中でも自立するので、倒れないように手で押さえてる必要がありません。各パーツが平行、直角にギュッと纏まる感じですね。Caracle-Sは、折り畳みの最終段階でシートポストを下げるまでは倒れないように手で押さえないとダメだし、磁石でのロックも弱いのでバラけてしまう事もあります。折り畳み性能に関しては、さすがブロンプトン・・という感想でした。
折り畳んだ状態を比較
ブロンプトンとCaracle-Sを並べて比較しました。Caracle-Sにサドル下にサスペンションをつけているので、本来はもっと低くなります。Caracle-Sが直立していないので横幅が大きく見えますが、実際はタイヤの横幅とほぼ同じです。
写真とかビデオはパースがついてしまうので、正確に大きさを比べるのは難しいですね。この写真だとCaracle-Sのほうが小さく見えます。
こうして比べてみると、もちろんブロンプトンは小さいですが、Caracle-Sも20インチホイールなのに、かなり健闘していますよね。
重さを比較
ブロンプトン6SLは12kgぐらいです。やはりズッシリと重いです。小さいので、感覚的にも重く感じるのかも。
ブロンプトンの後に、Caracle-Sを持ち上げると、すごく軽く感じます。私のCaracle-Sはペダルをつけた状態でもで10kgを切っています。純正の状態だと、ペダルなしで9.6kgです。
ブロンプトンには泥除けとペダルがついていますが、それを考慮しても、Caracle-Sのほうが2kgぐらいは軽いのでは、と思います。Caracle-Sにはハンドルの高さや角度を調整するクランプ機構もついていますし。(ブロンプトンは調整不可)
ブロンプトンに乗ってみる
ブロンプトンに乗ってみました。同じミニベロなので、Caracle-Sと乗り味は似ています。16インチホイールの小ささはあまり感じませんでした。よく走るなあ、という印象です。
ギア比のレンジはかなり広いです。トップギアは相当重いし、ローギアは軽くて坂道にも対応できそう。ただし、外装2段、内装3段の変速は、慣れないと操作が難しいですね。私のCaralcle-Sはシマノパーツで11速化していますので、本能的にギアの上げ下げができますが、ブロンプトンで最適ギアを選択するのは慣れが必要だと思いました。
まとめ
ブロンプトン、さすがに世界中で人気の折り畳み自転車だけあって、折り畳み性能は素晴らしいですね。これだったら毎日折り畳んでも、苦じゃないでしょう。走りに関しても、ギア比のレンジは広いし、ホイールベースが長いので安定して走れます。なにより、丁寧に作られている感があり、モノとしての魅力にあふれています。
Caracle-Sも、20インチホイールを持ちながらブロンプトンに対抗しうる折り畳みサイズの小ささ、アルミフレームによる軽さ、シマノパーツを使った変速性能、価格の安さなど、アドバンテージはあります。
どちらも特徴を持った素晴らしい自転車だと思いました!
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