ブリヂストンCYLVA F6F の話

自転車

折り畳み自転車Caracle-Sを愛用している私ですが、もう一台折り畳み自転車を持っています。ブリヂストンのCYLVA F6Fです。

CYLVA F6F

CYLVA F6F

CYLVA F6Fはエントリーモデルで、定価44,800円です。上位モデルのF8Fは定価59,800円で、差額は15,000円です。F6FとF8Fの主な違いは、変速の段数(6段/8段)フロントフォークの材質(鉄/アルミ)。あとは、タイヤとか、ボトムブラケットとか、F8Fのほうがいいパーツがついてます。サイクリングを趣味にしようと思ってる人ならF8Fの方をお勧めします。

折り畳んだ状態

折り畳むとこんな感じです。サドルにサスペンションをつけてるので、これ以上下げられませんが、本来もっと低くなります。ダホンと比べると、ハンドルポストが折れる位置が高いので、その分大きいですね。でも、チェーンやディレイラーが内側に入るのはいいと思います。

前から見たところ

きっかけはCYLVA F6F

今では自転車が一番の趣味になって、ミニベロで輪行したりロードバイクで大会に出たりしていますが、そのきっかけになったのはこのCYLVA F6Fでした。

自転車に乗り始めた子供たち

子供達が成長するにつれて、ストライダーから自転車に乗り換え、下の子も補助輪が取れて、走って追いかけるのが厳しくなりました。

ミニベロゲット

そこで、子供たちと自転車で出かけるため、今から5年前にCYLVA F6Fを手に入れたというわけです。その時は自転車を趣味にするつもりがなかったので、安いエントリーモデルを選びました。

CYLVA F6Fの7速化(これでCYLVA F7F?)

サイクリング楽しい!

そのうちに、週末に一人でサイクリングに出かけるようになりました。江戸川のサイクリングロードを走るのは気持ちよかったです。もっと快適に、速く走りたくなり、ギアが6段では物足りなくなりました。F6Fのトップギアは14Tで軽すぎると感じていたので、トップギアが11Tの7速化に着手しました。

ボスフリーのスプロケット

調べてみると、早速壁に当たりました。CYLVA F8Fは、スポーツ自転車で使われるカセットフリー方式なのですが、エントリーモデルであるCYLVA F6Fはママチャリなどで使われているボスフリー方式だったのです。自転車の後輪ハブには、ペダルを止めてもホイールが回転できるようにする「フリー機構」がついてますが、このフリー機構がスプロケット側についているのがボスフリーで、ホイール側についているのがカセットフリーです。ボスフリーの11T付きスプロケットというのがシマノにはなく、ネットで探し回ったところ、台湾のDNPというメーカーの物が見つかりました。今はアマゾンでも買えますが、その時は通販でもなかなか見つからず、買うのに結構苦労しました。

台湾のメーカーDNP製のスプロケ

ディレイラーは7速でもそのまま使えたので、スプロケットと、シフターを交換し、7速化に成功しました。快適に走れるようになって、その後、自転車カスタムにハマっていきました。

タイヤ交換 シュワルベデュラノ

タイヤ交換!

CYLVA F8Fには細いスリックタイヤがついていますが、F6Fには太いタイヤがついていました。安定性はあるのですが、転がり抵抗が大きくてスピードが出ません。そこでシュワルベのデュラノという細いタイヤに交換しました。

かなり細くなりました

純正と比べるとかなり細くなって、走り味が大分変りました。それにしてもシュワルベのデュラノ、相当固くてビートが上がらず、はめるのにかなり苦労しました。自転車屋にもっていってもダメで、ビートクリームを塗りこんで、ようやくビートを上げるのに成功しました。

サドル サスペンション

GORIXのサドルサスペンション

アルミのフレームは軽くていいのですが、乗り味が固いです。そこで、サドル下にサスペンションをつけてみました。このバネ型のサスペンション、私は気に入りました。つける位置を変えることでバネの強さを調整できます。路面のガタガタをかなり吸収してくれます。重さが352gと結構重いのと、折り畳みサイズが大きくなるのが欠点です。

Caracle-Sとの比較

Caracle-S登場

CYLVA F6Fで、輪行を楽しんでいましたが、ヒルクライムするにはギアが足りず、カスタムするにもボスフリー方式なのでホイールごと交換しなければなりません。軽量化もしたいのですが、これにも限界があり、折り畳みサイズの大きさはどうしようもありません。そこで、折り畳みサイズが小さくて、軽量、ギアのカスタムも用意なCaracle-Sを購入しました。

折り畳み比較

やはり折り畳みサイズはCaracle-Sが小さいですね。重さもCYLVA が約12kg、Caracle-Sが約10kgで、Caracle-Sが2kg以上軽いです。更に、Caracle-Sは11速化して、11-42Tのスプロケットを装備してますから、性能は段違いです。

ただ、CYLVA F6Fは値段が半分以下ですし、走り自体は全然悪くないです。Caracle-Sを買ってから出番は減りましたが、買い物などのチョイ乗りで使っています。

CYLVA F8F/F6Fもコスパの高い、いい自転車だと思います。

ブリヂストンCYLVA F6Fについて
動画もあります

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