中華スプロケットで11速化、11-42Tのワイドレンジ化した折り畳みミニベロCaracle-Sですが、まだ42Tに入れた時に抵抗を感じます。
チェーンリングをインナーに入れた事でチェーンラインは改善したのですが、チェーンのテンションが強すぎるのが原因ではないかと考えました。そのせいで、張りプーリーに入る時の抵抗が増しているような気がします。
明らかに、42Tに入っている時だけチェーンのテンションが強いです。
ひょっとしてチェーンが短いせいで、ディレイラーがテンションを緩めたくても緩められない状態になっているのでは?
チェーンの長さは、ディレイラーなしでチェーンリングと最大ギアに直接チェーンを巻いた長さプラス2リンクなので、マニュアル通りのはずです。上の写真を見ても、ディレイラーのアームにはまだ調整の余力があるようにも見えます。
でも、他にやれる事も思いつかないので、チェーンを長くしてみる事にしました。
チェーンを長くするには、コマを継ぎ足す必要があります。でも、チェーン1コマなんて持ってないし、それだけは売ってません。仕方なく、11速のチェーンをもう1本買いました。どの道そろそろロードバイクのチェーンを交換しようと思ってたし、普通のロードバイクなら116リンクのチェーンで余りが出る筈なので。
クイックリンクを外して、新品のチェーンから切り離した1コマ(2リンク)を、ピンを使って継ぎ足しました。そして再びクイックリンクでつなぎました。これで、2.5cmほどチェーンが長くなりました。
ディレイラーのアームは下がりました。地面に水平だったチェーンが後ろ下がりになりました。
ディレイラーのアームが結構下がったので、チェーンは、ディレイラーの意図通りのテンションで引っ張られている事になります。
劇的にテンションが弱くなるかと思ったのですが、あまり変わりません。チェーンの長さに関係なく、42Tに入れた時は他のギアに入っている時よりテンションが強くなるようです。
ディレイラーのテンションは調整するところがない…ですよね?
ただ、アームが下がった効果で張りプーリーが後ろに移動したので、チェーンラインが真っ直ぐに近くなり、回転はスムーズになった気がします。
トップに入れた時のチェーンの張りも問題なさそうなので、しばらくこれで乗って見ようと思います。
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