折り畳みミニベロCaracle-Sで、渡良瀬遊水地に行ってきました。流山市から江戸川、利根川、渡良瀬川のサイクリングロードを走りました。また、千葉、茨城、群馬、栃木の4県を走りました。
流山市をスタートして、江戸川サイクリングロードを上流に向かいました。渡良瀬遊水地までは約50kmです。
天気も良く、暑くも寒くもない、サイクリングには最高の日和でした。
途中、江戸川沿いの関宿滑空場でグライダーを見ました。条件がよい日だったのか、連続して離陸を見る事が出来ました。
グライダーは飛行機から切り離されても、上昇気流を使って何時間も飛行出来るそうです。グライダークラブに入会して頑張ればライセンスも取れるそうですが、ハードル高そうです…
江戸川と利根川の合流地点にある関宿城でおにぎりを食べて一休みしました。この関宿城、室町時代からの長い歴史があるそうです。昔は水運の重要拠点だったので、この地を奪い合う戦もあったとの事。
明治時代に江戸川に架けられていた鉄橋の一部。一時は横浜で使われていましたが、1999年に江戸川に戻り復元されたそうです。
そのまま利根川を上り、新利根川橋を渡って茨城県側を走り、渡良瀬川CRに入りました。
渡良瀬川沿いに、古川城本丸跡がありました。といっても石碑があるだけで何も残っていません。明治6年に発効された廃城令を受けて取り壊されたとの事。
古河城本丸跡から5キロぐらい走ると、渡良瀬遊水地につきました。
渡良瀬遊水地は、洪水対策と足尾銅山の鉱毒対策のために、1910年に着工し1930年に完成したとの事。谷中村という村が、鉱毒に汚染され、遊水地建設のために廃村になったとか。
私の世代だと、足尾銅山の鉱毒と戦った田中正造の物語が国語の教科書に載っていました。この渡良瀬遊水地も田中正造の活動と深く関わっているようです。
遊水地の中を通る一本道、見晴らしもよくて気持ちいいです。
渡良瀬遊水地は、2012年に、国際的に重要な湿地の基準に合致したとして、ラムサール条約湿地に登録されたそうです。さすがにすごい眺めでした。
渡良瀬遊水地、眺めも素晴らしいし、ハイキングも楽しめますし、レンタサイクルなどもあるそうです。ウインドサーフィンやカヌーを楽しむ人もいました。
こんな面白い看板がありました。群馬県と栃木県って意外に千葉と近いんですね。もっと遠いイメージでした。
渡良瀬遊水地を堪能した後、新古河駅から輪行して帰りました。
今回の走行距離は66.4㎞で、まだ日が高かったし、ちょっと走り足りない感じでしたが…
走行時間は3時間56分 経過時間は5時間9分 平均速度16.7km/hでした。
渡良瀬遊水地、またゆっくりと散策してみたいです。
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