ルノーのウルトラライト7 try143をフロントダブル化、リア5速化して10速化作業、の続きです。
これまでのまとめ

まず、フロントダブル化して3速から6速にギアを増やしました。

3速で一番不便に感じていたのは、トップギアからミドルギアの間が空きすぎていた事でした。6速化した事でよりクロスレシオになり、だいぶ走りやすくなりました。また、ローギアを17Tから19Tに変更したので、急な坂にも対応できるようになりました。不動峠を登ったりして遊んでました。

さらに、5速ホイールを導入して、フロントダブルと合わせて10速化しました。

ただ、フロントが48Tと40Tの組み合わせのままなので、ギア比が被っていて10速化のメリットが薄い状態でした。
もともとインナーの40Tは飛び飛びだった3速の間を埋めるために選んだので、リアが5速になったらその意味はなくなります。
チェーンリングを変更

10速化を活かすため、チェーンリングを交換します。アウターを40Tから52Tに、インナーを40Tから36Tに変更します。
アリエクで2つで2973円でした。

チェーンリングを大きくすると、チェーンリングとリアをつなぐチェーンの長さが短くなるので、チェーンラインがより斜めになります。

チェーンラインが斜めになると、チェーンが隣のギアとかフロントディレイラーに接触しやすくなるし、リアディレイラーのプーリーにも斜めに入るので抵抗が大きくなりますね。

アウターローに入れるとフロントディレイラーにチェーンが接触しまくります。リアディレイラーのプーリー部分の抵抗も大きいです。まあ、アウターローは使わなければいいのでいいんですけど。
ネットでは、この問題を防ぐためチェーンリングを内側につけている人がいましたが、私の場合フロントディレイラーがこれ以上内側に入らないので、もうしょうがないです。
チェーンラインが斜めになったせいか、リアディレイラーの調整が難しかったです。一番変速しやすいようにワイヤーを張ると、3速に入れた時チェーンが4速ギアにひっかかって4速に入りそうになるので、すこし緩めにセットするしかありませんでした。
トップからシフトアップする時はちょっとコツが必要になってしまいました。
ギア比がいい感じになりました

今回の改造で、ギア比がかなり改善されました。追い風の時など、トップギアを回し切っていたので、トップが重くなったのがうれしいです。また、ローはだいぶ軽くなりました。11-42TのスプロケットをつけたCaracle-Sにも匹敵する軽さです。このギアをヒルクライムで試してみたいです。

おそらくこれでこの自転車の駆動系のカスタムは終わったのではないかと思います。もうこれ以上の機能アップは思いつきません。
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