ミニベロで200km

自転車

折り畳みミニベロ・Caracle-Sで、200km走ってみました。

これまでの最長距離は、かすいち大回りの120kmでした。富士ヒルクライムのDNFなどもあり、何かに挑戦してゴールしたかったという気持ちからやってみました。

コースについて

初めて200kmを走るにあたり、コースを考えました。

・疲れ切った後に輪行したくないので、自宅から出発して自宅に帰ってくる

・できるだけ一般道は走らず、サイクリングコースを走る

・迷いたくないので、できるだけ知っている道を走る

の条件で考えると、江戸川サイクリングコースか、利根川サイクリングコースを100km往復するコースが一番簡単そうです。

ただ、ずーっと同じ河川敷を200km走るのも、変化がなくて飽きてしまいそうです。変化やメリハリが欲しいところです。そこで、以下のコースを考えました。

200㎞ライドのコース

流山市を出発して、大堀川遊歩道、手賀沼&手賀川CR、利根川CRを使って霞ケ浦まで行って、かすいち(ショートコース)をして帰ってくると、ちょうど200kmになります。利根川CRから霞ケ浦までの約15km(往復30km)は一般道を走りますが、残りの170kmは全部サイクリングロードを走れます。

同じ川の河川敷を1日中走るより、かすいちがあったりした方が多様性があって面白いし、最後の疲れた時に馴染みのある手賀沼を走るのは安心できます。経験上東からの風が多いので後半追い風になる確率が高いのもポイントです。

Caracle-Sと装備

自転車はいつものCaracle-S

自転車はいつものCaracle-Sです。ペダルは片面SPDのEzy Superior Solutionを装着。一番の敵はサドル痛と思われるので、分厚いジェル入りサドルカバーにパッドいりサイクルパンツで対策しました。いつ雨が降ってもおかしくない予報だったので、ワークマンのレインウエアも持ちました。サイコンはCycplus M1

その他のアイテムとしては、ライト(前後)、空気入れ、予備チューブ、輪行袋、鍵、モバイルバッテリー、魔法瓶など。食料やドリンクは途中のコンビニで補給しました。

手賀沼から利根川CRへ

6時20分に、流山市を出発しました。6月は日が長く、まだあまり暑くないのでロングライドに向いている季節だと思います。雨に降られなければ。

流山市の大堀川水辺公園をスタート

まずは、大堀川遊歩道から手賀沼サイクリングコースに入って、時速20キロぐらいで省エネ走行しました。

手賀沼サイクリングコース

7時11分、手賀沼サイクリングコースの終点に到着しました。ここまで15kmです。

ファミリーマート安孫子都店
カロリーメイト補給

手賀川沿いのサイクリングロードを走り、利根川CRに入る前に、ファミリーマートで食料とドリンクを補給しました。7時50分、22キロ地点です。カロリーメイトを沢山買いました。ハンガーノックを防ぐために、1時間ごとに何か食べました。

利根川サイクリングロード

利根川CRに入り、16キロほど走りました。6月になると稲も大分育って、緑がきれいです。ほぼ無風で気温もちょうどよかったです。

渡ってはいけない長富橋

長富橋

利根川から霞ケ浦に行くには最適な位置にある長富橋ですが、これは渡ってはいけない橋でした。道幅がせまく、かつ路肩が荒れていて非常に危険です。しかもトラックが多い。交通にストレスをかけ迷惑をかけるし、自分も危ない…

帰りは絶対別の橋を渡ろうと思いました。

利根川から霞ケ浦へ

稲敷市の田んぼ

長富橋から霞ケ浦まで、稲敷市の一般道を15キロほど走りました。途中アップダウンもありましたが、田園地帯を走る道が多くて走りやすかったです。

かすいち(ショート)

セブンイレブン稲敷古渡店

10時ごろ、かすいちコース上のセブンイレブン稲敷古渡店に到着しました。ここまで54キロ。

食料やドリンクを補給し、休憩も取りました。

かすいちスタート

セブンイレブンを出発し、1周90キロのかすいち(ショート)スタートです。やはり、かすいちのコースは走りやすく楽に距離を稼ぐにはうってつけです。

しをみ食堂休み!

かすいち定番の「しをみ食堂」での昼食を楽しみにしていたのですが、残念ながら休みでした。

島並休憩所

12時になってお腹がすいたのですが、このあたりには他に食堂もないので仕方なく島並休憩所でカロリーメイトを食べました。空腹だったので3箱も食べてしまいました… カロリーメイトは少し食べるにはいいですが、パサパサしてるのでたくさん食べるとドリンクもたくさん飲んでしまい、お腹がタプタプになってしまいました。次からはバナナかおにぎりにしようと思いました。

道の駅たまつくり

1時30分、道の駅たまつくりに到着しました。ここまで95キロ。

エネルギー補給

ソフトクリームを食べて、おにぎりやドリンクを補給し、霞ケ浦大橋を渡って土浦に向かいました。

100キロ到達
サイコンの表示100km

霞ケ浦大橋を渡るとすぐに100キロに到達しました。初めて100キロ走った時は疲労困憊して200キロなんてとても無理、と思いましたが、今はまだ余裕があります。いろいろ条件がよかった事もありますが。

りんりんポート土浦

2時30分、119キロ地点、りんりんポート土浦で休憩しました。

サイクルパーツの自動販売機
タイヤレバー売り切れ?
大須賀津農村公園

136キロ地点、走るのにも飽きてきたので、大須賀津農村公園に展望台があったので登ってみました。

展望台からの眺め

100キロをすぎると、お尻が痛くなってきます。分厚いクッションのあるサドルカバー、パッド入りのサイクルパンツでも防げません。おそらくクッションを増やしてもダメのような気がします。耐えられない痛みではありませんが、サイクリングの楽しみが半減してしまいます。次はブルックスの革サドルを試してみようと思います。

かすいちも終盤!
セブンイレブンに帰還

4時51分、セブンイレブン稲敷古渡店に戻ってきてかすいち(ショート)完了です。ここまでちょうど150キロ。この頃になると固形物はもう食べたくなくなって、ゼリーでエネルギー補給しました。

この日3本目のガリガリ君

終盤戦

かすいち後は、また一般道を通って利根川CRに向かいます。長富橋を避けるため、行きとは別ルートを進みました。

170キロ地点
若草大橋

帰りは長富橋ではなく、上流側にある若草大橋を渡りました。自転車の通行料は20円でした。小銭持っててよかった。

若草大橋

若草大橋は車と自転車が完全に分かれているので、安全に渡る事ができます。

利根川CR

利根川サイクリングロードを走ってる時に、7時になって日没となりました。177キロ地点です。

この頃になると疲れもお尻の痛みも増減がなく、坦々と走っている感じになりました。

手賀沼に帰ってきました

7時50分に手賀沼に到着。188キロ地点、あと残り12キロとなりました。暗い中でもいつも走っている道なので、安心して走る事ができました。

手賀沼CR

夜のサイクリングロード、通勤通学の自転車やランナーが結構走っていました。一人で道に座っている人がいたりして、気を付けて走らないと危ないですね。

200km到達

8時31分、大堀川遊歩道にて、200キロ到達しました。6時20分に出発してから、14時間11分もかかりました。休憩時間も長かったので、ブルべだったら時間切れですね。走行時間は10時間43分。

ついにゴール

時間はかかりましたが、無事にゴールできてよかったです。まめに補給したおかげかハンガーノックにもならず最後まで体力が持ちました。反省点としては、コースを決める時は橋の危険性や一般道の交通量などもチェックすべきでした。

ロングライドの課題としてはサドル痛です。いつかは自転車で世界旅行したいと考えているのですが、お尻が痛くなっては楽しくないですから何とかしなければ・・

では、最後まで読んでいただきありがとうございます!

ミニベロで200キロ走ってみました/200km ride with my folding bike.
動画もあります

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