GORIX サドル サスペンション (GX-SSP)
腰痛が酷いので、腰への衝撃をできるだけ減らしたくて、サドル下にサスペンションをつけてみました。ミニベロにはゴリックスのGX-SSPというサスペンションを装着しました。というか、長いシートポストに付けられるサスペンションは、これだけしか見つけられませんでした。アマゾンで2,058円です。
重さは328gです。構造上、これ以上軽くするのは難しいでしょうね。300g軽量化するのって結構大変なんですが、増やすのって簡単ですよね・・
これなら、どんなタイプの自転車にもつけられそうです。前下がりになっていますが、シートに座るとちょうど水平になるように調整しました。
シートポストと、サドルの取り付け位置を前後に動かすことで、バネの強さやシート位置を調整できます。傾きもシートポストのヤグラで調整できます。
実走テスト
いつものサイクリングコースに、舗装がボコボコでシッティングで乗るのが辛い道があります。そこでテスト走行してみました。バネ強度を弱めに設定している事もあり、劇的に振動を吸収しました。これは全然乗り味が違います。これならボコボコの悪路でもシッティングで乗れますね。ただし、サドルの上下動が大きいので、ボヨンボヨンします。バネの固有振動数がペダリングのリズムと一致したりすると、もうトランポリン状態となってペダリング効率は落ちますね。ガチで走る人には向かないと思います。一番固めにセッティングすれば何とかなるかもしれませんが。
折り畳みへの影響
Caracle-Sは、シートポストを全部引っ込めて折り畳むのですが、サスペンションは当然引っ込まないので、折り畳み時の高さが大きくなります。いつも使っているモンベルの輪行袋にはなんとか入ります。幅が大きくなるのは嫌ですが、高さが大きくなる分はあまり気になりません。ちなみにシートポストは純正よりも3cm短いものに交換しております。
高さが増すので、IKEAのバッグには入らなくなりました。でも、シートポストを抜いて横向きに入れたら入りますね。モンベルのバッグと違って完全に密閉されますので、ホテル等に持ち込む時はこれで行きます。
SR SUNTOUR ピラー NCX 27.2X350MM SP12
ロードバイクには、パンダグラフタイプのサスペンションを付けてみました。SR SUNTOURの製品で、アマゾンで12,980円です。Alibabaでは8,204円と安かったので、そっちで買いました。2週間ぐらいで届きました。
ダンボールに本体と説明書とカバーが入っていました。説明書は英語だけでした。
質感は素晴らしくいいですが、重量は789gと相当重いです。
交換前のシートポストは266gですので、実に523gも重くなります!ゴリックスは328gですから、重さではこちらの方が不利ですね。
この製品、サドルのレールが丸型で直径7mmのものじゃないと装着できません。シートポストの径は27.2mmですが、太くするアダプターはあります。
SR SUNTOURの製品、パンダグラフ部分が大きいので、サドルを低くセッティングしている人は注意が必要です。一番低くしても、サドルが高くなりすぎるかもしれません。私の場合、一番低くしてなんとかなった感じです。
サドルを押し込むと、サドルが後ろに下がりながら下に落ちる感じです。マニュアルによると、サドルに座った時に、めいっぱい動かした場合の1/3ぐらい動くように調整するとよいそうです。座ると後ろにずれるので、私の場合サドルを一番前に取り付けても、ちょっと後ろすぎる感じです。人によってはフィッティングが合わない場合もあるでしょうね。私も完全には合わなかったです。
実走テスト
ガタガタの道で実走テストしてみると、これも効果ありでした。普通のシートポストと比較すると全然違います。ただ、ゴリックスと比較すれば、振動吸収力が弱いと思います。その分、ビヨンビヨンしないので、ペダリングへの影響は少ないです。
まとめ
二つとも衝撃吸収力はありますが、重量がありますし、ペダリング効率が落ちるので、私も完全健康体であれば付けないと思います。しかし、現在椎間板変性による腰痛に悩まされているため、少しでも腰への衝撃を和らげたいので、サスペンションを使っていきたいと思います。
長距離走った時の疲労感とかも少なくなるかもしれません。また何かわかりましたら報告したいと思います。
(このページはアフィリエイトを使用しています)
コメント