気になる折り畳み自転車、Birdyを試乗して、手持ちのCaracle-Sと比べて見ました
Birdy Standard
お借りしたのは、Birdy のStandardというタイプです。ディスクブレーキ、前後サスペンション付き、9段変速です。高剛性のモノコックフレームを採用しています。
外観比較
このBirdy Standardは20インチホイールにインチアップしてます。インチアップするとクリアランスの問題で細身のタイヤしか付かないそうです。ホイールベースはCracle-Sの方が長いです。Birdyはケーブルがフレーム内を通っているし、デザインもカッコいいですね。
折り畳み性能
Birdyを折りたたんでみました。後輪が前方に折り畳まれるのは、よくある方式なのですが、前輪の折り方が独特です。最初よくわかりませんでした。慣れれば簡単で、数十秒で畳めると思います。
並べてみると、やはりCaracle-Sのほうが小さいです。Birdyは、メインフレームに関節をつけない事を折りたたみサイズよりも優先したのだと思います。キャスターがついているので、転がせるのは便利ですね。Caracle-Sも、シートポストを伸ばせばホイールを使って転がせるんですが、その状態では立てられず、手で持っているか、完全に倒すしかないのが不便です。
重さ比較
重さはカタログ値(ペダル含まず)で、Birdy が10.9㎏、Caracle-Sが9.7kgです。私のCaracle-Sはいろいろカスタムして重くなったので、持ち上げた感じはあまり変わらなかったです。Birdyはディスクブレーキだし、前にサスペンションもついているので、単純に比較することはできません。Birdy Airというタイプは、リムブレーキで、ハンドルの高さ調整も省略していて9.87kg(ペダル含まず)でもっと軽いです。
値段比較
今年3月に値上がりして、Birdy Standardは286,000円(税込)です。原料や輸送費が高くなったらからだそうです。Caracle-S(スポーツタイプ)は173,000円(税込)で、値段はかなり違いますね。Birdyは円安の影響で、更に高くなる可能性もあるとのことで、早めに買ったほうがいいかもしれません。
走行性能
Birdyを試乗してみました。折り畳みよりも、走行性能に振ったミニベロだと思いますので、さすがに乗り味はよかったです。関節のないモノコックフレームが剛性アップに寄与していますね。一番すごいと思ったのはディスクブレーキで、リムブレーキとは効きが全然違います。ダウンヒルの時など心強いでしょう。Birdy、さすがBromptonと双璧をなす折り畳み自転車、造りもいいし、素晴らしいと思いました。
松戸市の「サイクルサービスおおやま」
今回Birdyをお借りしたのは、松戸市にある「サイクルサービスおおやま」さんです。すごく丁寧に解説していただきました。新京成線の五香駅の近くです。Birdyだけでなく、BromptonやCarry Meも売っていますし、ミニベロ好きにはお勧めの店です。
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