先日、折り畳みミニベロCaracle-Sを11速化、11-42Tのスプロケットをつけてワイドレンジ化しましたが、筑波山ヒルクライムで使ってみて、貧脚の私にとって大きな戦力になる事が分かりました。
しかし、42Tに入れた時、ギアがアウター・ローのたすき掛け状態になるせいで、クランクを回した時に抵抗を感じます。上から見ると、チェーンラインがかなり斜めになっている事がわかります。
ローに入っている時はディレイラーのアームがかなり前に来ますから、チェーンリングとプーリーの距離が近く、たすき掛けによる角度が大きくなり、チェーンがプーリーに入る際に抵抗が生じているようです。チェーンのテンションも強すぎる感じですし。
そこで、チェーンリングをインナー側につけてみることにしました。Caracle-Sの純正クランクは元々ダブル用なので、インナー側にもチェーンリングをつける事ができます。
チェーンリングを外します。アルミの柔らかいボルトを雑に外したので結構なめてしまいました。。
クランクも外します。専用工具がなかったので、アーレンキーを突っ込んで回したら何とかなりました。
インナー側に52Tのチェーンリングが入っているのは珍しいかもしれませんね。クランクの塗装がない部分がまる見えになってしまいますが、こういう見た目はあんまり気にしません。
チェーンリングをインナー側に付けると、チェーン落ち防止のバーのバネがチェーンに接触するようになってしまいます。ちょうどいいプラスチックの部品があったので、位置を調整することが出来ました。
ローに入れた時のチェーンラインが、かなり真っ直ぐにになりました。
今度はトップに入れた時にたすき掛け状態になりますが、チェーンリングとプーリーの距離があるので、抵抗は感じません。スムーズに回ります。
ローに入れて回してみると、まだプーリーの部分の抵抗を感じますが、チェーンリングとプーリーのこの近さを見ると、結構無理な構成なので仕方がないですね。チェーンを長くすればいいのかな? 一応長さはぴったりのはずなんですがテンションが強すぎる気がします。
ディレイラーのワイヤーとチェーンが接触する事があるので、その対策も必要です。
自転車いじりは楽しいですが、そろそろ改造したい部分がなくなってきました。
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